看板などの切り文字にも最適!アルミ複合板をカットする時の基本知識を紹介

こちらのサイトは、立体的な文字を作ることができる看板に使用されることが多い切り文字について基本知識を幅広くご紹介しています。
板材は色々な種類がありますが、加工がしやすい素材といえばアルミ複合板です。
この素材をカットするときの知識や、加工を行うときには手をケガするリスクがあることから必ず軍手を装着すること、穴あけは簡単そうに思えるけれども実はテクニックが必要など幅広く紹介しているので参考にされることをおすすめします。
看板などの切り文字にも最適!アルミ複合板をカットする時の基本知識を紹介
壁面から文字やロゴマークなどが浮き出たデザインを持つ看板を目にしたことがある人は多いといえます。
これは切り文字を使った看板で、アルミ複合板や金属、ステンレスやアクリル板など、様々な板材をカットして文字を切り出し作るのが特徴です。
アルミ複合板は、ルーターと呼ぶ機械を使用します。
なお、アルミ複合板は発泡プラスチックを芯材にして軽量のアルミシートと発泡エチレンで積層したものです。
耐久性・耐候性・侵食性・耐汚染性・耐摩耗性に、優れてた性質を持ちます。
アルミ複合板は厚さによってカットの方法が違う
アルミ複合板のカットは、厚みによって使用する道具や方法が変わります。
アルミ板厚が薄ければ家庭にあるカッターでもカット可能です。
アルミ複合板に線を描いて定規を当て、カッターで軽く線を描くように切っていきましょう。
力を入れずにすべらせるように痕をつけていく方法がおすすめです。
作業後にバリが生じた場合にはヤスリがけなどを行い、切断面で怪我をしないように注意します。
厚さがあるアルミ複合板については家庭内での対応が難しくなるため、工場で処理が必要です。
丸鋸や断裁機、ルーター加工機などが使用されることが多く、文字や複雑な形状にも対応しています。
工場で複雑な形状の切断を行う場合には、コンピューター制御による操作も利用されています。
あらかじめ打ち込んだ数値などに応じて自動的にアルミ複合板を切断してくれるもので、看板加工などにも活かされている技術です。
厚さによって処理方法を変えれば、より綺麗に切断することができるでしょう。
アルミ複合板をカッターでカットできる厚さとは?
アルミニウムと銅の合金であるアルミ複合板は、いまではわれわれは毎日必ず目にするアイテムで活用されるようになりました。
それは看板であり、商業施設から飲食店など多くのお店に採用をされているものです。
以前は木製のベニヤ板でしたが、この場合だと約3年程度で雨に影響を受けて腐敗をします。
その点アルミ複合板はその限りではなく、50年以上は良好状態を保ち続けられるのが魅力です。
また柔軟性にも長けており、自由自在に形状を変えられるのも人気理由といえます。
アルミ複合板を3D立体看板にする場合は、必ずアルミ複合板をカットしなくてはいけません。
ここでは簡単にその概要を見ていくことにしましょう。
まずカットできる厚みは最大で10センチとなっており、カッターで実行できる最大寸法です。
なお、現在では産業用レーザーで切断する場合も多くなり、その場合はカッターの3倍となる30センチでも綺麗な状態で切り離しをすることもできます。
アルミ複合板はカットしやすい軽量素材
アルミ複合板は、発泡プラスチックの表と裏の両面をアルミの板で挟んだもので、アクリルや金属などと比べてカットしやすく、安価で扱いやすい素材です。
厚みは1㎜刻みで5㎜までの5種類ありますが、主流は3㎜です。
アルミ素材はもともと金属の中でも軽量なのが魅力で、加工しやすいことからアルミ板として利用されることも少なくありません。
発泡プラスチックを挟んだアルミ複合板は、さらに軽く加工が容易になるため、大きいサイズで切文字などを作っても、人力で運搬や取り付けが可能なほどです。
アルミ複合板は円形や文字など複雑な形を作る場合は機械を使う必要がありますが、直線のカットならば特別な道具が要らず、カッターでも切断できます。
軽量ですが耐久性もあり、日光や雨にさらされた場所においても劣化しにくい耐候性にも優れます。
表面が平面なのできれいにシートを貼ることができ、カッティングシートを貼って様々なデザインに仕上げることが可能です。
アルミ複合板はカットする時に破面に注意
アルミ複合板は建材から看板の材料まで幅広く用いられており、看板用のものはカッターを使用して切断することが可能なため、簡単な形状の看板であればDIYで自ら加工するという方法もあります。
ただ自分でアルミ複合板をカットする上で気を付けたいのが、破面で手を怪我してしまう可能性があることです。
そのためカッターを使用してカットする場合、定規からずれてしまわないようになるべく厚い定規を使用し、カッターの進行方向に手を置かないようにすることが大切です。
この時怪我を防ぐ対策として軍手を着用しておくとより安全となります。
またカッターが切断線からずれてしまうと滑る危険性が高いので、切るときには力を入れすぎないようにすることや、切断後のアルミ部分で手を切らないように雌鶏を行うとともに軍手を着用して取り扱うようにしましょう。
穴を開けたい時には電動ドリルを使用し、バリやカエリが発生したときはヤスリがけをすればDIYでも対処することが可能です。